前回、経営計画作成の考え方②で、
分析予測型と未来創造型の概略と比較をしてみました。
今回は業績予測型について深堀りしてみたいと思います。
上の図にあるように
分析予測型は
過去の業績を分析し、過去何個売れていくら売り上げたから、当期はこれぐらい売れていくらになる。
経費も利益も同様です。
また、売上が減少すると経費の削減に走ります。
人員整理するところもありますね。
思考の特徴や基準は、
過去(前期、前々期…)の業績・実績
つまり、今までの流れの中でしか物事を考えないところにあります。
受け身の姿勢が強いのではないでしょうか❓
・売上が下がったのはや売上が上がらないのは…
政治が悪いせい。
制度が変わったせい。
あれが悪いせい。
はたまたこれが悪いせい。
…など
・人材が集まらないや離職者が多いのは…
業界全体で求職者が少ない。
今時の子は根性がない。
社員がもっと頑張ればいい。
…など
自分に問題があると考えるのではなく、すべて他者に問題があると考えてしてしまうところに特徴があるのではないでしょうか❓
また、問題が生じた場合の対処のみするところにも特徴があると思います。
一番の特徴は
目先の利益に一喜一憂するところにあると思います。
そして、税金は経費と考えるのではなく、無駄なものと捉えているのではないでしょうか❓
節税と言えば聞こえは良いのでしょう…
節税というなの無駄な浪費…
不必要な設備投資
不必要な消耗品の購入
不必要な交際費
不必要な保険の加入
目先のことしか考えていない分かり易い例ではないでしょうか❓
税金を払いたくないからと浪費すら企業の特徴はキャッシュフローがおかしい‼️
ことではないでしょうか❓
営業CFがマイナス
投資CFがゼロ
財務CFがプラス
企業の目的から逸脱していることにあります。
社員の視点から見てみるとどうでしょうか❓
黒字のときは羽振りが良くてやる気があるはずです。
当然ですよね❓
では、赤字になると…
言葉にするのがイヤなので想像にお任せ致しますm(__)m
何より社員が会社のために頑張ろうとしないのではないでしょうか❓
苦しいときに残ってくれる社員は
苦しいときに支えてくれる人は
あなたのそばにいますか?
振り返る時間は作るほうが良いと私は考えております(^ ^)
本題からそれてしまいましたが…💦
内容を戻します。
分析予測型は
行動のサイクルについても特徴があります。
それは、
日本人が大好きなPDCAサイクルです。
PDCAを回せ‼️PDCAを回せ‼️
と聞くことはないでしょうか❓
先行きが不透明な時代に
計画を立てることに注力したり
計画を達成するために無理をしたり
と計画に固執する特徴があります。
こんなサイクルです。
分析予測型
積上思考・業績予測
で計画を立てているとPDCAサイクルもこの形式に入っていきます。
計画に固執する
計画は絵に描いた餅で意味がない
と感じられた方は考え方について振り返って頂ければと思います(^ ^)
では、何故、計画を立てるのか❓
理念・目的を実現するため
生きるため
に必要な一つの
手段
です✨
あくまで手段です。
次回は、未来創造型について書いてみようと思います。
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