前回は売上の構成について書いてみました。
中期経営計画を策定するポイント①をご覧ください。
今回は売上を分類するためにセグメント分析について記載したいと思います(^ ^)
セグメントを調べてみるとこのような記載がされています。
『セグメントとは、
断片、部分、切れ目、分割(されたもの)などの意味。』
【Wikipediaより】
セグメントは見る視点によって角度が変わります。
・マーケティングの視点では、顧客層を区分します。
・会計の視点では、企業の売上高や損益などの会計情報を、事業部門別・地域別などに区分して開示する方法になります。
これが会計セグメントです。
中期経営計画を作成するときは、会計セグメントを活用していくことになります。
会計セグメントは数値として測ることが出来れば様々なものが使えると思います。
売上や利益を自社の商品別や販売先別、担当者別はたまた顧客層ごとに区分して、原因分析や要因分析に役に立ちます。
中期経営計画作成で大切なところは売上の分類が多くを占めてくると思います。
経費は大きく変動することは少ないと思います。
余談ですが…経費の無駄遣いがない限りは経費の削減は大して効果がありません。
固定費、ランニングコストを大きく減少できるのであれば別ですが…
それとは関係なく、社内教育の一環として行っていくのは素敵なことだと思います✨
それでは内容を戻します。
そのため、売上をどの切り口から考えるかが重要となってきます。
森を見て、木を見る。
(諺ではないです(笑))
のように全体から細分化していくことが良いのではないでしょうか❓
また、
粗利(限界利益)率をどれだけ確保するのか❓
増加させるためには❓
という視点が大切です(^ ^)
作成もトップダウンとボトムアップがあります。
事業部門別や地域別であれば、その長が作成したもの(ボトムアップ)と経営者が作成(トップダウン)したものの差異を見ることも大切なことと思います。
これがほぼ一致すれば、経営者の想いが社内に行き渡っている。という結果の確認にもなるかもしれません。
次回は商品別に切り分けた場合に活用できるABC分析とロングテールの法則について書きたいと思いますm(_ _)m
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