ビル・グロスは
新規事業の成功要因を100社以上の成功と失敗の事例から見つけました。
まず、事業を行う上で重要とされることを
5つの要因で注目しました。
1.アイディア💡
2.チーム・運営👥
3.ビジネスモデル📜
4.運転資金💰
5.タイミング⏳
そして、成功と失敗はこれらの要因から説明することができるとしています。
この5つの要因とも大切なことですが…その中で特に重要とされることが分かりました。
1〜5のどれだと思いますか❓
1のアイディアがないと新しい商品やサービスが生まれてきませんし、他者との比較も出来ないかもしれません。
2のチームが・運営ができていないと発進や発展、維持が難しいかもしれません。
3のビジネスモデルが出来ていないと商品やサービスの提供がされず、そしてお金が手元に入ってこないかもしれません。
4の資金がないと立上げすら出来ないかもしれません。
5のタイミングが違うと認知されないかもしれませんし、すでに終わっているかもしれません。
どれが特に大切でしょうか❓
では、順番に出して行きたいと思います。
第5位 運転資金 14%
第4位 ビジネスモデル 24%
第3位
第2位 チーム 32%
第1位
下位にきた資金やビジネスモデルは後付けでも補うことが出来るため、納得出来るところではないでしょうか❓
資金がなければ融資やクラウドファンディングなどで集めることが出来ますし、
ビジネスモデルは仮にないまま始めたとしても、顧客の要望に応えるうちに出来上がるものです。
では、アイディアとタイミングのどちらが1位となるのでしょうか❓
結果はタイミングでした。
第3位 アイディア 28%
第1位 タイミング 42%
ビル・グロスはこのようなお話をされています。
Airbnbなどの民泊は、賢い投資家が見過ごしたことで有名です。
「誰も自宅の空部屋を他人に貸さない」と考えたからです。
もちろんあとで間違いとわかりました。
成功の理由の1つとして、ビジネスモデルやアイディア、運営が優れていたからではありません。
タイミングです。
この企業が創業した不況のドン底の時期に、副収入を必要とした人が「誰も他人に自宅の空部屋を貸さない」という壁を乗り越えることが出来たからです。
UBERも同様です。
次に失敗例として、
オンラインの娯楽企業Z.comは資金が潤沢でビジネスモデルも素晴らしく超有名なハリウッドタレントとも契約済みでしたが、1999-2000年のブロードバンド普及率は低すぎました。
ビデオをオンラインで視聴することは困難で自分のブラウザでデータの圧縮・解凍が必要でした。
Z.comは2003年に倒産しました。
ところが…
そのわずか2年後にAdobeFlashによって、データ圧縮・解凍の問題が解決しアメリカでブロードバンドの普及率が50%を超えたときYouTubeの機が熟しました。
良いアイディアに加え、最高のタイミングだったのです。
YouTubeは発足時にはビジネスモデルがありませんでした。
タイミングが要になったのです。
良いアイディアであったとしても、時期が違えば認知されません。
過去認知されなかったアイディアの中には、現在だからこそ認められるコトもあるかもしれません。
では、そのタイミングを知るには❓
相談することが一番いいのではないでしょうか❓
アンケート出してみて、反応を見ることもいいのではないでしょうか❓
まずは動いてみることが大切ですね✨
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