環境の変化や市場の変化は、時間(トキ)を止めることが出来ないため、否応なく起きていく変化です。
この変化は止めることは出来ません。
さらに変化を予測することは難しいです。
しかし、自らのありたい姿を叶えることは可能です。
ありたい姿(ビジョン・ゴール)を明確に描くことが出来れば、逆算して計画を立てていくことが可能です。そして、道筋や道程を臨機応変に対応させていくことが出来るのです。
さて、5年後のありたい姿を考えていく上で、下記のことを明確にしておくと良いです。
■経営者の方は
・売上、経常利益
・人員数
・財務状況
・設備、事業投資計画
・借入金の状況
・組織体制
(部門別、事業別など)
■従業員の方は
・給与(年収)
・役職
・部下の人数、どのように指導しているか?
・上司への関わり方は?
を5年後から現在と逆算して考えてみてください。
5年後のゴールを決めると4年後・3年後と達成していなければならないことを明確にすることが出来ます。
また、現在から1年後・2年後と積上げて考えてみてください。
帳尻合わせをしなければ、逆算した目標に届かないはずです。
この差が課題やギャップです。
逆算と積上げの両方の視点から考えることが良いです。
注意点は先に5年後から考えることです。
ここで・・・
なぜ、逆算なのでしょうか?
上にも記載している内容にはなりますが・・・
逆算することで達成すべき目標が明確になります。
現在の事業展開では届かない場合には、新規事業の検討を進めていくなり、今行動することも見えてくるはずです。
それとは反対に、現在から積み上げて考えてしまうと手の届く範囲でしか目標を設定することが出来なくなります。
これで何とか現状維持の状態を保つことが出来るレベルではないでしょうか?
現状維持出来れば良いのではないか?
と考えられる方もいるかもしれませんが、それでは成長や発展をしていくことが難しくなってくるのではないでしょうか?
目まぐるしい速さで変化するこの現代においてそれで大丈夫でしょうか?
統計データには創業から10年以内に廃業する企業は90%を超えていると出ています。
目先のことに必至に取り組んでいくため、将来を描けていない状態・・・自転車操業になっていることがあります。
時間管理マトリックスの第二象限の活動を行えているかどうか?を見直すことも大切ではないでしょうか。
日々の活動に多くの時間を取られている現代を生きるビジネスパーソンは多くいるかと思います。
そんな状況だからこそ将来のありたい姿を想い描く時間を持つことが必要であると思います。想像する力・・・イマジネーションはこれから必要となる力であると思います。
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