2017年1月から、
個人型確定拠出年金
「愛称：iDeCo（イデコ）」
に20～60歳のほぼ全員が加入できるようになりました。
iDeCoへの加入を検討する際に知っておきたいポイントをいくつかQ&A形式で記載してます。
質問
「iDeCo（イデコ）」は誰でも使える？
回答
2017年1月からほぼすべての国民年金加入者が使うことが出来るようになりました。
新たに対象が
公務員、
専業主婦、
企業年金制度がある会社員など
にまで広がり、国民年金加入者はほぼ全員がiDeCoに加入できるようになっています。
拠出限度額は年14万～27万円台と幅があります。
自分がいくらまで利用できるのかは、
「iDeCo加入資格チェックシート」
で確認をお願いします。
質問
「iDeCo（イデコ）」のメリットは？
回答
①掛け金支払い時
②運用中
③受け取り時に税金軽減を受けられる
iDeCoの税制上のメリットは、企業型確定拠出年金とほとんど同じになります。
ただし、支払い時の所得控除の軽減は原則確定申告することで受けることになります。
受け取り時は、自営業や専業主婦であっても退職所得控除の恩恵を受けられるのも大きいのではないでしょうか❓
質問
毎月の掛け金の下限額はある？
回答
最低、月5000円掛けることが必要です。
iDeCoは、会社員、自営業者などによって年間の利用上限額が決まっていますが、実は下限額もあるのです。
最低でも月5000円を掛ける必要があり、金額は年1回変更することが可能です。
また、休止することもできます。
質問
「iDeCo（イデコ）」の運用対象は？
回答
預貯金と投資信託を運用対象としています。
iDeCoで利用できる商品は元本確保型の商品（定期預金や保険商品など）と投資信託になります。
個別株やETFなどはiDeCoでの運用対象外となっています。
運用商品は1本でも複数でも可能です。
運用商品の変更もできます。
質問
「iDeCo（イデコ）」はどこで加入できる？
回答
銀行、証券会社、保険会社で加入できます。
iDeCoへの加入を検討していましたら、まず金融機関（運営管理機関）を決める必要があります。
申し込みをすることができるのは、
銀行、
証券会社、
保険会社などになります。
ただし、運用中に付き合える機関は1つだけなので比較して慎重に選びましょう。
質問
資産は何歳から受け取れる？
回答
原則、60歳以降の受け取りとなります。
受け取りは60歳以降で加入期間が10年以上であること。
ただし、開始の時期は70歳までの間で選ぶことができます。
60歳以降は新規の掛け金を入れることができませんが、運用は続けることが出来ます。
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